昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-05-15から1日間の記事一覧

夜の正体

夜を背負い、帝国主義的なまがい物たちが森羅万象を偽装し、あらゆる神話を利用し、死と神を捏造するような原理から離れ、帰属するだけの運命とは、何かを有し、種族を保つことだけに専念するような生死の狭間で利用されるだけの原理へと帰還し、快活な動機…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何かに関与するほどに自らの未熟さに気付くよりも、そこで測るものを持たずに、自らをも超越していくように切り開く意味だけが、物事の正しさすら謳わずに、そこで正しいとされるものに左右され、偏りを示すよりも、解体する現在…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 デカダンな意識をかかえた花どもが開花していく夜に彫り込まれるものや、混沌としていく意識が厭うものが、今を悲観させるだけにいたるような統制から、機関的なものが生み出す敵意や、今に疎外される意識が踏みにじる現在に軽薄…

逃避行

瞬間的に達成されるものが今に言いなりになる。担う意味もセンチメンタルな様相で、強迫的に迫る君と意味との間で結末を求めるばかりで、加算されるものに押収されるだけの今に欠乏を抱え、換算されるだけの関連性から、今に連動していく苦しみに蓄積される…

道化

何もかもがぼやけ、 明晰なものすらないから、 何かを見ようともがき、 そこで示されるものなどが 演技を続け、 あたかもしあわせなように 演じるような コマーシャルの中での世界こそが、 ここでの当たり前を演じ続けるほどに、 現実と自分との懸隔はひろが…