昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-05-24から1日間の記事一覧

肯定的な夜に飛来するもの

哲学とは、精神をかき乱し、むしばむものを昇華させるために存在する。せいぜい、そこの距離を埋めるために存在するわけでもないが、すり寄り、歩み寄れば、優しい存在である。宿命に反したまま、行き過ぎる風景を網羅するような刹那に嘆ずる所以や夢がしり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 抵抗するほどに、この命は美しく輝き、値するものに相対し、対価を求められるような愛から放たれ、自分勝手に歩き、勝手気ままに示唆し、散漫な意識がもたらす苦しみが、明日に耐えろ、などと強制することからすぐさま逃げ出し、…

超越的な夜

動物的な本能を捨て去り、慟哭の夜空に突きつけられる余罪や、迎合されるほどに飼い慣らされる意識に住まいを移す分裂的な影を背負い、心証につらなるシンフォニーや、ファシストどもが叫ぶ現前から長ける浪費されるだけの感情が牢記するものなどは、生きる…

うたかた

壮大な宇宙論にぶつかる そばかすや、 今にごまかす意味に鎮座し、 抵抗をくわえずに、 ただ殴られるままに 受け入れる僧侶たちの保身や、 今に縫合されるものがうながす アンチテーゼにうじゃうじゃ湧くものが、 物事の根底を食い尽くし、 底なしになった物…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 薄気味悪い健全が支配する日常に韜晦し続けるわたしは、システムがうながすものが、なんたるかを知らずに、難癖をつけ、つたないものにこじれるくらいなら、この命をくれてやる、と叫ぶ豚どもの閉鎖的な主観がうながすような意識…