昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-05-29から1日間の記事一覧

時間との闘争

時間は次々に老いて行き、今を放置し、先へと急ぎ足に進む。時間とは、与えられた猶予にひしめく雑音のようなものだ、と怠慢な風景はカタルシスを求めるべく、意識を旋回させ、風を無視し、自らの意志だけで専横する意識下に置かれる力強さを消費し、逍遥す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛惜ただよい、誰かしらの悲しみもなびき、たちどころに痛みは吸収する夜にまじわり、はじまりもかすかな匂いをしのばせ、懐かしい思いにしずむ、まる

雨模様にからまる応答 ここで統合されるものなどは しょせんは正常さを謳うものであるし、 やがて、ここで滑落するだけにいたる 時間との調和すら、 そこでわずらわしいものを生み出すのである。

ひずむ夜

引用されるたびに失われる形式によいしれる具現化されるだけの日常にきらめくネオンも、他人事と単語の間に消え入り、暗号化される日々は、追いかけるほどに一貫した貪婪さを孕み、そこに生まれるエゴが人間的な臭気を放ち、よどんだ日常を浄化させるような…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 森羅万象をまさぐり、遥か無知なままで吹雪かれ、気ままに走る先に現れる苦しみなども無視し、いろどる夢と抱き合い眠る、まる