昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-04から1日間の記事一覧

悪と悪

原罪を訴える夜が鬱陶しく今にからまり、理不尽な家庭を生み出すだけの社会的な圧力から、抑圧され続ける精神は、ただそこで引きずるものに悲観することだけを物語として親に読み聞かされ、自らの純粋さを破壊させられることに置かれる幼少期にかかえる権力…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 つたない意識は、汚い形式を超え、健気なままに続け、うかないものを超克し、見た目は、みすぼらしくとも、こころにかかげたらものは、素晴らしく美しい、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 過程を超越するのが、わたしであり、そこで認められることを目的としないで、続ける意志だけが、自らと調和し、確かな意味を生み出し続ける、まる

ささやき

争いすら不必要で、 すべては、不潔であっても、 そこに不備がおとずれ、 今をいじめ、 いじけていても仕方ないから、 ただ乾いたままに 逍遥する思いが、 確かさをたずさえ、 自らを昇華させる。

罵る獣

自己の苦痛を押し広げるリビドーが普遍的な日常にぶつかり、自らが閉め出す理論の中で計算を続ける脳内で循環する安易な発想から、力学を捨て、権力だけで創造をつぶすだけの理論の外へと逸脱していく感性が、叙情的なものをたずさえ、詩的に昇華させる方方…