昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-10から1日間の記事一覧

正解のない街

誰もがかかえる痛みを消費するだけの街から抜け出し、喧噪が語りかける現実も、ノウハウばかりで、現実味もなければ、その場で屈するだけに至り、矛盾した真理がうながすほとんどの理由が確かさを失い、今に足かせを嵌め、世界を制する辺りから、自己は制止…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 関連性を謳い、連動していく意識に食い込む風景が、区域などを用い、境界線を引き、共感などを求めるほどに、感性とはそこなわれ、そこで同調するほどに、自らとはそこなわれ、応じるほどに懸け離れていくものの美しさに気付かず…

けばけばしい残虐性

空腹を癒やすための戦争が進み、 伝う意味に欠如を抱え込んだ意味に 混濁していくだけの理由が 散漫な消費を繰り返し、 ここに現れる苦痛を共有すべきだ、と うながすような脆弱な者が示す 対立から、終わらぬ痛みを 自らに巻き込み、 自らも苦しむべきだ、…

悲しい動物

主体は孤独感をかかえ、夜と訣別していく。カモフラージュされた過去に雲隠れした風景に鬱屈していく精神が、現在をゆがめ、自身に冤罪をふっかけ、自らに罪を課せるような儀式的な愛が苛める間に不規則に現れる時間との対立を深める主体は、自分につかまつ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 明晰なものすら死に絶えた後にアクセスし、あいまいな毎日に律儀に支払われるものや、そこでいざなわれるものが浅ましく迫り、もやもやとした都市間に離れ離れになる思いは、加工された義務に隷属するよりも、ここで関係を結ぶた…