昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-20から1日間の記事一覧

世界から乖離する意識

眠ることを忘れた花を手向ける余韻から、因果律に収奪されるだけの心理的なメカニズムや、アナクロニズムにおちいるだけの世界性から、陰惨な影を踏み散らすいっさいの主観にそびえる緩慢な憎悪や、相違するだけの魯鈍な生産性だけが歓迎される現代社会から…

捻出

明晰な苦痛に汚された観念どもが、結末に磔にされ、懈怠に擁護され、誤解を解くための悔悟に乖離し、理不尽に引き伸ばされた生命的な時間に互換するものなどが、空腹や空白を生み出し、闘争などを生み出し、誰かを傷付けることだけが、今を征服的に押さえ込…

貧する

何かを知り得ずに、 無知であることを誇るような 人混みの中で 懸隔ばかりがひろがり、 疲憊していく心情は、 栄進すべき現在をさまよい、 自ら生み出す苦痛にくじけるだけに いたるような退嬰的な苦しみや、 体系的なものに応じるだけの 答えに呼吸の仕方す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 恵みの雨がふるさとを濡らし、風景におぼれ続ける君は、おぼつかない足取りで抵抗を続ける先に受け取る意味が、本質的なものをそこない、空白を埋め、空腹を癒やすために喧噪の中をひたすら歩いて、何かを吸い取ろうとするほどに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迎合されるものに背き、そこで怖じ気付くよりも、ここで実験的に続けるものだけが、継ぎ接ぎではあるが、継続するほどに強度は増し、そこで横暴に支配するだけにいたるような独裁者どもの猛攻をしのぎ、自らに帰還する、まる