昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-12から1日間の記事一覧

理性から超え出るもの

何にもなびかずに、自由に飛び立つ者は、おびえることを知らずに、不羈なままで不規則にうかぶ現実を濾過し、逡巡するだけの意識的な諦観から放たれ、度重なる苦しみも、へっちゃらに、平衡するものなどは、偏向するだけにいたるし、やがて生命はとろけ、統…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 我関せず、と感じるままに飛び交う意識は、素敵なものを探さなくても、素敵なままであり続ける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ぐさっと刺さる不可能などを用いられ、もたらされる苦しみを飛び越えられずに、自らの無知さ加減に苦しみ続ける、まる

吸収

誰もが夜を通過する。たまゆらにゆれ、ふれあう景色が溶け合い、愛に似たニュアンスをねたましく眺める形式から、美を抜き取り、退廃的な夢にもだえる先に季節が抱き合い、あらゆる痛みを昇華させ、純粋にきらめくネオンがまばゆく、瞬間を吸収する夜にから…

喧噪

機械的なアイロニーを用いる 君の簡素なダンスに 散漫な意識が、 傲慢なものを加工しながら、 しなびた意識が、 過去を持ちだし、 虚栄や虚飾の中で、 持つ事のよろこびなどを うるさく吐き出す。