昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-17から1日間の記事一覧

閃光

新たな生命の鼓動がどんどんと鳴る。贋物の感情を注ぐだけの転換期を越え、ののしるだけの自然や、正義をうながすだけの信仰にへだてられずに、惰性に生まれたものが信用を謳い、絶え間ない闘争へといたらせるだけの悲劇から逃れ、精神的な構造を打ち砕くよ…

清廉

意識の隅々にみずみずしいものが染み渡り、自然回帰を謳うよりも、現時点であびる鼓動が慟哭することにより、連綿と深まるものが、普遍性を越えて、淵源に果てる永遠性や、制限を持たぬ精神が生み出すものとシンクロし、ここで黒々としたものを生み出すより…

走る

眠気まなこをこすり、 乾いた風を愛し、 ふやける朝にまたたき、 もたつく思いを消費しながら、 しなびた感情を捨て、 健気なままに走り回る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 代わり映えしないものなど、何かに変わるだけのものであるし、そこで蓄積されるものなどは、今に困難を持ちこみ、自らを窮屈にするだけであるし、まやかしをうながすだけのやかましい街並みに虐げられるよりも、何も従えずに、勝…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 流動する思念は、動詞を生み出し、行為に高揚感を引き出し、悲観するよりも、より獰猛に、どうにかなるような夜に有するものすら不必要で、そこで不潔とされるものほど、あんがい綺麗だったりする、まる