昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-25から1日間の記事一覧

永遠性の歌

狡猾なものが示す記号の雨が降る。硬化していく意識は、交換される儀式から、犠牲的ななにかを謳う同情の槍に突き刺され、自らを悲観するほどに、増していく痛みがエンドルフィンをうながし、そこで改善される意識は、快楽を用い、何かの傀儡として生きるこ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 軽薄なものでも愛するべきだ、と誰かは伝わったままに、その正しさを補完し、そこで互換されるものだけが、唯一の正義を形成し、物事を継続させるのだ、とうるさくつきまとうだけの儀式的な観念は、形式的なものに呼び覚まされた…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果たすべきものも持たぬのが、この時代や、社会での生き方である、と何かに左右されるだけの者が示す価値や尺度が、うるさくつきまとい、物事に制限を持ち出し、勝手に限界を作り出す、まる

いらないもの

証拠も残さずに、永遠にしなびた記憶を呼び覚ますような音楽にいざなわれ、空へとすいこまれる感情と同化していく夜だけが、唯一、自らと同一化し、敷衍する意識は、聡明なものをたずさえ、鮮明な過去を形成する余韻に浸透していく形式が、今に思いをたずさ…

ひずみ

はばまれるほどに興奮し、 神々しくかがやく余韻に、 因果律を収納する 精神的なスペースを生み出し、 出し抜けるよりも、 大義を用い、 退廃的なものを引き裂き、 物々しいものが用いる現実などに 消費されるだけの事実から抜けだし、 安易に示されるものな…