昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-08-02から1日間の記事一覧

星との間隔

この場から乖離し、理解すらも求めぬ場所で瞬く間にひろがり、絶え間ない接続が連なり、鮮明なものすらおののく隙間で苦悩を表し、主観にあてがわれる意味や、そこで立証されるほどに、魯鈍なものになりかわり、見る夢も不潔に変わるような世界性に感応する…

帰路

人相もわからぬような世界に広がる余韻が、因果などをたずさえ、遮られる所以が、運命を背負い込み、混濁する意識が形跡を与え、絶えず苦しみをうながし、短絡的なものを創造し、想定されるものが悶絶し、困難を与えるだけにいたらせるような軌跡をたどるだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここで制限も持たずに、整容されるだけの意味から逃げ出し、作用し続けるものなどは、続く限りに卑しいものに変化し、変革を願うほどに、強請るだけの強欲な者として、崇めるものを生み出し、今に生まれる空腹を癒やすための破壊…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 我ら赤子にもどり、同じ言葉を放ち対話する、と老人たちは、過去を引きずらずに、ただ忘れることにより、リアリズムをも破壊し、そこでもたらされるアイデンティティーすら不必要だ、と中空に引きずられる言葉を頼りに、何かを忘…

先々

瞬間を如実に捉え、 把握する全てと握手して、 世知辛いと嘆くよりも、 健気に歩く姿が 綺麗だ、と感じ、 溢れ出るハーモニーにゆられ、 ただ、照らされている今に触れる。