昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-04から1日間の記事一覧

情報の中での涅槃

ねばつく涅槃に引っかかる靄。記憶に不時着する面影が、密かに寝首を掻こうと迫る闇から逃れるための論理を形成し、やがてうやむやにされる生が終わりを告げるまでの絶え間ない抑圧や、軋轢をとっぱらうような応用などを蹴散らし、応じるだけの者とは、そこ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 この意志だけが、何事にもさまたげられずに、そこで堅持するものなどを破壊し、論題を打ち砕き、空白を埋めるための命題を作り替え、つぎはぎにし、憎むことだけを加速させる、まる

爛れた景色

疲れ切った人混みで大義を謳うようなやかましいまやかしやらが、ひどく苦痛を訴えてやがる。短絡的な衝動を保守的な苦悩で巻き込んだような末期的に狂ったような猿どもが徘徊する現時点から、復古することだけに長けるような言葉の境目で正面衝突しては、突…

夜の模造品ども

記念日すらも死に絶えた夜だ。 怠惰な面影に潜む 桃色なものも、 物陰に隠れ、 何か物に変えられ、 形有るものへと収まり、 それだけが、確かなもののように 語られることで始まりも潰える。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで止揚され、願いにそぐうものなどが豪壮なものをたずさえ、散漫な意識を儀式的なものに変え、もよおす思いや、そこでもやもやを重ね、懐疑的な日常に発散させるようなニヒリズムを与え、あいまいな今に屈折していくモラルや…