昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-08から1日間の記事一覧

軽薄な秋

気軽に何かを踏みつけ、こなごなにするような悪意が迫る。何かを壊すことにより、不愉快さを昇華させるような断続的な悪意から、蔑むだけの帰路に打ち出される真実などをごまかすだけの完全性を謳う鬱々とした真実どもが、事実をうやむやにしながら、自らの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこでまた開くものが充当させる小さなほろこびから、ほほえみも現れるものか、と物語とは、他者に語られるほどに汚いものに変わり、自らのみじめさを埋めるための理屈を捏ね、そこで超えることもできずに、うずくまるよりは、続…

幼い愛

無数の余韻の滓、 服従するだけの恋の結末に なびく永劫から、 行為を跨ぐだけの 瞬間的な熱情を屠るような 余韻がインタラクティブで あり続けるほどに、 互いの距離は生まれ、 そこで埋もれるためだけに 熱情するほどに、 互いの距離を埋められずに、 埋め…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで沈み込む優美なしじまに体系的なものすらなくなり、内面的な市街戦へと出かける君の感情論的なものにもとづき、毒づく者も無視し、無為なままでいる、まる

衝動性

走り去る衝動だけが、私の糧だ。あらゆる資源を受け取りながら、旋律をたどり、散漫に機能するだけの意識が描き続けるような衝動的な派生から、主体を取り込むような刺激的な静謐をめざし、完全性を謳うよりも、用いる自由が持ち出す簡素な理由などよりも、…