昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-12から1日間の記事一覧

かみ合わない会話

無重力の精神に高揚感をもたらす夏の終わりのさまたげや、平衡する意識に挫折していくおりおりの観念が計測するふしだらな物語や、加速するほどに、内面的なカオスが、自らの苦しみを数字に変え、変換されるだけの理由が、自由を求めるほどに、とめどない苦…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 緩慢に現れるものが苦しみを引き出し、悲観的な制度を生み、今を阻めるだけにいたり、いたわることを忘れた幼稚な世界に要理すらも無いから、と合致しない思いが引き取る夜に敷衍させるべきよろこびもほころび、そこで滅び行く、…

高尚

一巡する物事が、 永続する限りに、 影を生み出し、 枯淡な表現を続ける。 プリミティブな衝動が、 静寂にまじわり、 そこから離れないように 継続されるものなどは、 今に支配を続けるための 独占欲を持ち出し、 今を締め付けるだけにいたる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 しゃべり疲れ、歩き疲れた君の肩をそっと寄せるような言葉がふりそそぎ、短絡的な動機にまどわされずに、自らに帰宅する、まる

整列しない意志

裏切りの時間は、延々と懸隔を広げ、持ち出される価値により締め付けられる君は、永遠性を捨て、絶え間ない孤独を、ままならぬままにかかえるから、空疎なものを持ち出し、自らをもっともな孤独の中で屠るだけで終わるような現時点に冷めた感覚が、ダレたも…