昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-09-20から1日間の記事一覧

縦横無尽

君はみじめだ、といって嘆いて沈み込む静寂に捉えるべき永遠すらも、制度をくわえられ、今に書き換えられては、自分から羽化できずに、そなえられたものを崇めることだけが、正しいことのように示される間から閉め出され、惰性に導かれる言葉の中で探すべき…

まがい物の至福

まがい物の街を超えて、暗澹とした支配を重ねるだけの流動的な制限を加えるだけの正義から、犠牲的なものを孕ませるだけの宗教的な偶像がぐるぐると回り、古びたものを今でも大事そうに抱え込んでいるほどに、混濁していく意識は、偏りを示し、懈怠するだけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 代償を求める君はオートマチックに何かを追い求め、何かに左右されるほどに増していく快楽の人形として、芸術性も無く、誰かが綺麗だ、と語るものだけを綺麗なもののように崇めることが、正しいことなのだ、と勘違いし、自らの感…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あらゆる根源は焦げ付きながら、今に近付き、いぶかる先々で対立を深め、愛すらも不潔に思い、横暴なものに指図され、最たる意味もそこない、君の燃やされ、後に何も残らぬのに、何かを追い続けるために加速を続ける、まる

身ごもる

完全性を用いるほどに、 観点は疎外され、 自らが見つめるものは、 他者から借りた映像を、 延々と傍観し続けるようだ、と 永遠の孤独から、 孤立し続ける主体は、 愛故に苦しむのが 義務であるかのようにうながすほどに、 自らの孤独の中に籠もる。