昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-10-18から1日間の記事一覧

忌み嫌われるもの

生きるとは、何かを書き換えるための断続であり、あらゆる論理とは、「そこで滅びるべきである」とうながすようなバンダリズムにひざまずくよりも、何かにもとづくものが続く限りに、私たちは相続した空しさを昇華させ、孤児たちが吐き出す可憐な動機や、刹…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 虚実をまさぐり、偶然を繰り返す邂逅から、後悔をうたうだけの卑屈な連中が罵り合うほどに、いくつもの苦痛が今を苦しめる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 明晰なものすら見当たらず、身につけるほどに重くなり、何かに満たないから、と汚いものに変化するよろこびに耽るよりも、のらりくらり、と避け、逃げ惑う、まる

呼吸

軽薄な予言がもたらすシンドロームや、同化するだけの意識は、依存的に何かにもたれ、もたらされるものを連動さながら、憧憬するほどにとろけ、そこで疎外感をたくわえては、退廃的な呪詛を続け、つたわる意識は、何かに変わるものだけをうながし、脱線する…

さえずり

背景にもとどまらず、 いぶかる先に現れる 形式にすら囚われず、 あらゆる襤褸を着込んで、 快活な攻め入り、 季節にとがめられずに、 荒れ狂う空間に 廃される刹那に関し、 かかずらう永遠に損なうよりも、 ここに残らずとも、 心残りすらも無くし、 弔うよ…