昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-11-07から1日間の記事一覧

リズム

面影にとどまるのは懐かしさでもなく、ただ通り過ぎただけに満たないものを引きずることに置かれていく過程から、継続されるだけの苦しみを連呼するようなビターな物陰に潜む暗鬱としたものに背き、気配に牛耳られ、背景に飲まれる以前に是認するものなどは…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 統合されるための瞬間などは、循環に至らずに、交換されるためだけに捏造され、そこで空間として現れるものに惰性にみちびかれ、満ち引きを繰り返し、満たされない欲望は、愛を愛として名付けた途端に、愛とは単なる言葉に変わり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 摩耗し続ける精神は、軽薄に転化していくものを崇め、恒久的な苦しみにくすむだけの苦しみを生み出す自身から抜け出せずに、同じような苦しみを繰り返すことだけが、正しいことのように崇められている、まる

開くもの

即席の自由を求めるが故に孤独で、 仮の理由を愛するが故に孤立し、 巧拙を論じる者に騙されるが故に、 法則的なものに変わり、 介在するほどに 刹那に現れる美しさも知らずに、 ただ何かに収めるための 快楽の傀儡として、 短絡的なものを 美化するための生…

傲慢

機能的なほどに悔悟を生み出すのが世界だ、と時間論者が背くための理論を捏造する深夜に打ち出される真理などが傲慢な影をほどこし、理論的であればあるほどに世界との懸隔はひろがるのだ、と惰性にみちびかれる普遍的な構図から傲慢なものが魯鈍なものを生…