昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-11-08から1日間の記事一覧

清貧

誰もが語る事をためらう夜だ。センチメンタルに寄贈される季節的な過ちを加工するだけの品位を捏造し続ける体系的な叙情を蹴散らすような偶然が迫り、狭い価値を押しつけるだけの過去に枯渇するよりも獰猛でうそぶく真理や、そこで蓄積する苦悩や、能動する…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 夜と昼の部分に明確にわかれ、秩序を保とうと疎ましく迫る空間から逃げ出す、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 無くしたものに名前を書いて、主体性すら体制に奪われ、ちぐはぐに納期されるノイズに荒れ狂い、利己的に迫る時間が機械的にチクタク鳴り続けるほどに、うなる心情は、孤立した生命を自立させ、じり貧な現在に堅持し、誇示するも…

リズム

面影にとどまるのは懐かしさでもなく、ただ通り過ぎただけに満たないものを引きずることに置かれていく過程から、継続されるだけの苦しみを連呼するようなビターな物陰に潜む暗鬱としたものに背き、気配に牛耳られ、背景に飲まれる以前に是認するものなどは…

対比

何もわからぬままに遠ざかる風景に たどる意識的な戸惑いに 降り注ぐ他者からの戒律から、 懐疑的な日常に 磔にされるジレンマにまじわる 時折に比するものなどが、 悲観的なものを用い、 関するほどに、 理由などは、 そこでおどけるために溶けていく。