昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-11-18から1日間の記事一覧

再生

途端に偏執し、極まるだけの風貌にたずさえる理論的な圧力から、従属するだけの時間などは、その場を引き伸ばすための余力を残し、十全としたものをおののかせ、そこで補完され、管理されるだけの便利な身体として、背く限りに陰るのが、この生命に制限を生…

靴底に張り付く午後

無口な電柱が道を塞ぎ、感情も表さないで良い日々に欠落するものもなく、ただひたすらに浄化し、待つ者もいなければ、いけ好かないから、と何かを否定する必要もない。ただ狩るか、狩られるかに差異はなく、いぶかることもない。願望すらも薄れ、とぎれとぎ…

完結

この世を滅ぼすような ほほえみ、 からまる論理にすがるような 容易な言葉を、 爽快にするような よろこび。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じる所以からふたたび愛が生まれ、今に埋もれるものに背反し、はびこる悪意を超越し、自らの豊かさに帰り着く、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 須要なものすらなく、明滅する夜の信号が、恍惚へと誘い、あてがわれるものに補完されるものに関し、かかずらうよりも、絶えず超克し、自らにあらがう、まる