昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-01-10から1日間の記事一覧

とぎれとぎれ

金との結婚を終えた資本主義的な巡礼者が徘徊する原始的な夜に要理すらも敗残し、観点すらも疎外し、緩慢に作用する動機は、道理を引き裂き、同一化を求めるだけで、盛り込まれる嘘にリビドーは枷に変わり、回収され、修繕されるための精神に絶えず改造を施…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 映じる運命を乗り越え、陥落するだけの間に備わる悪趣味な論理に備わるだけの対価を超越し、婉然とあふるる愛が連なり、断続的に現れる敵意と擦れ違い、新たなものを受け取る、まる

空疎

変わろうともせずに、 弔われるべく、 こり固まる者たちの、 卑屈な群れ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 怪しむ先々で見つけるものにつまずきながら、伝わらないものを無理に伝えるよりも、倦怠感にさえぎられ、緩慢に作用する空間から放たれ、自らの理想すらも謳わずに、堕落しても笑う、まる

換算

言葉の物陰に隠れて放棄されるものや、伝わる以前に張り巡らされる緻密な意味に配される意図から放たれ、旋律をたずさえ、悶える隙間に色彩もそこない、即席の自由に命じられ、見捨てられ、ノスタルジーに引きずられるだけの過程から諦観へと運ばれ、締結し…