昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-02-20から1日間の記事一覧

どうでもよいことの連続

ほとんどは、どうでもよいことの繰り返しだ、とエモーショナルに放たれた言葉もどこかに遠ざかり、描写にたまるだけの言葉が反響し、ここで著しくむさぼられるだけの魯鈍な身体や、愚鈍に硬直し続ける瞬間に葬られる出来事や、空疎な面影に潜み、自らの空虚…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 押し黙って見る先に現れる美徳などは、何かに与えられた光により、あたかも価値があるように仕向けられたものであるし、そこで見る正しさなどは、正しくあるために綺麗にさせられたものに過ぎない、まる

悔悛

ぼーっとする結末に枢要なものすらなく、もの悲しく迫るものに住まいすらなく、数理で騙られるだけの現実などに冷めた風や、悠揚な真実に乗っかるビートが断続し、ここで継続されるものなどは、心音すら持たず、鉄と鉄が摩擦し、確かめるような愛などは、愛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 たんたんと迫る未熟な明かり、轍がつづいて、つじつまも合わずに、あいまいなままに謳わされる幸などは、絵空事だ、と何かを信心するだけの人類なんて、人であることを求め、人であることを辞めて、大抵の出来事を壊すための幸福…

起床

偶像につかさどる 幼稚なリズムが、 センチメンタルを形成し、 短絡的な同化から、 タナトスをよびさまし、 慢性的な痛みをせり上げるような 記憶を放棄し、 新たな意味へと羽化する。