昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-02-23から1日間の記事一覧

黒いユートピア

バビロンを破壊するためにルーツを破棄し、完全性を用いる正義などは、今に意思を奪うための働きを加えるのだ、とレジスタンスや、コミュニストが語る連動するための方程式を破砕すべく、すべては、恨むために備わるための記号としての働きを与え、何かを動…

誰もいない

複製される今に しおりを挟み、 はびこる愛が、 恍惚へといざない、 誰かもわからないままに、 艶やかに消え行く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 凡庸な形をたずさえ、演繹を続ける先々で配される愛すらもすたれ、疲れ果てた君が嗚咽をうながし、運命論に束縛されている彼らが断続させる幸福などは、ここでしばられるための規律を次々に生み出すだけに満たない、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 姿形も持たない私は影なの、と苦痛をうながし、夜をくゆらす君の無表情な思い出や、観測するほどに増していく退屈さに鬱積していく物陰に潜む君の暗い影が飛来する前に離れる、まる

戦地

神経も阻害され、果たされる義務がギミックをもたらし、日々は和解をもとめて、病を寛解させるために、わずらわしく示唆するものが視界をくもらせ、世界をせばめる。用いられる痛みとは非道な兵器である、と宣伝的に攻め入る制限から、独白する日曜日に主観…