昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-02-27から1日間の記事一覧

離れた後

自らがあまりにも退屈な者だから、何かに卑屈になり、何かを否定し、悦に浸るような空間に互換される正しさなどは、何の正しさも語らずに、ただ正しくあるようなことを、正しいもののように語る間から背反し、自らの正しさに行き着くべく、生き続けるという…

さまたげ

夕闇に沈む、 思いも老けて、 お前のために 書くよ、と 言ったものの、 すごく遠くて、 何もどこにも響かないで、 そのまま消える。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 永劫にひずむロジカルな音から、混濁していく意味を遡及していくいびつな部位から、争奪されるだけの意思的な過ちを穿鑿するほどに、検索されるための価値は、不純である、と機械的な過ちをうながすような機械的な者どもの復讐が…

監獄

思いとは、どこからやってくるのでしょう?と聞く彼女の答えに反響する真実とは、どこにも存在せず、答えをひるがえすための答えが汎用され、有する価値の中で裁かれるための謀りにより磔にされた自己もがりがりにやせ細って、補填されるものはといえば、利…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 きっと誰も居なくなっても、ずっと続けるだけだし、続けても引き離し、なあなあになったら別れを告げ、そこで担うものなどは、似合わぬものだし、似合っても引き裂くだけだ、まる