昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-03-10から1日間の記事一覧

不吉で不潔な精神

神は誰でもなく、どこにでも居るのだ、と語るアニミズムから放たれ、時間を捨てた旅路にでかけ、気だるい山脈を越え、塩嶺な鴇色にひずむ景色も、油然と離れ合う思いのかすむ余韻から、インタラクティブに高次にいたり、いぶかるだけの悟りが裂けて、前衛的…

疑心

角張った思いを なめらかにすべく、 すべてを愛せるわけもないから、 求めることもなく、 漠然と過ぎ去る 幼稚な日々から放たれ、 凍てつく思いに、 居続ける位置的な まやかしから抜け出す。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 超克するほどに兆候すらも死に絶え、ただ存在するものなどは、そこに存在するかもしれない、というだけに過ぎず、そこに現れるものなどは、どれも認識しない限りは、存在すらもしないものだ、まる

僕らの逃避行

すべてはまがい物だ、と君は叫んだ。形あるものの終わりの最中で悲劇的な公約をむすび、短絡的に同化するだけに景色がうながすアニミズムが打ち出した形式から離れられずに、ここに居続ける価値と、愚鈍であるために儲ける機械として生きるべきだ、と娶る瞬…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 統括される孤独は、裁きを待つほどに増していく孤独に耐えかねずに、どこにいても孤独とはつきまとい、追加される孤独は、短絡的な動機に同化し、存在を確かめるように、誰かに認識されるために増していく承認欲求につきまとわれ…