昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-24から1日間の記事一覧

黒猫の論理

去勢され、制される間に背反する黒猫の論理の値を示し、死が得る計算的で生産的な排斥から、介在する意識にたむろする存在が報うためだけに絶えずルサンチマンを用い、モチーフとされるものを闇に吐き出す間に徘徊し、ここで詩的な朗唱を続け、損傷していく…

幼稚な迫害

幻想的な修羅を歩き、空疎な自分を埋め尽くす雪景色や、形式的なものが角張って、奪い合うほどにうやまうものなどは、どれもねじれ、宇宙ひもが延々と引き継がれるだけの空疎な空間をニヒリズムに変えるころ、こだわりを捨てた退廃的な身体が同化していくシ…

煉獄

永遠とはことばにすれば 瞬時に制限を生み、 今に遠因に捕まり、 補足される理由により、 恒久的な捕囚として、 収斂される先々で、 強制労働的な愛に はばまれ、 自らを憎むために、 自らの憎悪を、 自らに向ける。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 瞬間的に愛し、対価を切り裂き、汚い血を流し、散り散りに消え行く真実が物陰に隠れ、砕かれる瞬間に確かな愛を食べ尽くす、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 二人の間に迫る闇も、果てない私欲をむさぼるだけの動機も、投棄されるために保たれた空間も、途端に終わりに吸い込まれ、永遠的な闇に変化し、原生にさらされ、探しても見つからないものばかりを借りていただけに過ぎない今に欺…