昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-05-01から1日間の記事一覧

駆逐される退屈な身体

なにものでもない、この身体は、原初のものにたちより、あたかも正しいことのように認識することの愚かさに従い、虐げられる健気さを、正義と呼び、正義の尊い犠牲を孕んだ懶惰な世界を、世界として廃滅させるための、正しさだけを用い、すべてを純粋に破壊…

反響し強度を増す遠吠え

感動的な思いと邂逅し、背反していく世界は、行方知らずの自分を何度も乖離させ、理解させることよりも、ここで織り込まれ、現れるものと生活を共にすべきだ、と強制されることが愛のように語られるから、気配を隠し、何もかも矛盾した後に相似するような世…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 勇躍する主観にひそむ、報うための価値の雨が降り、不確かな思いを教祖に変えるだけの、短絡的な計算から逃れ、軽薄さを跨ぐ、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 たよりなくもたれかかる風景や、さびれた形式が優柔不断にせまり、価値を押し付ける、まる

徒らな消費

においが原始的な 記憶を引き出し、 原理的に保たれた ものなどは、 依然として不潔な 成り合いを求め、 馴れ合うだけに至る。