昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-05-02から1日間の記事一覧

優劣がほどこす闇

歴史が感受したもののいっさいは、信用するに値せず、自らに相対し、反するほどにめり込む伝統が、今を苦しめるための意味を無差別に吐き出し、破壊的に枯れた自己をうるおわすような独善的なことばが、今を支配し、散漫な意識をたどる儀式と訣別し、端的に…

性愛のもとづく独創的な毒

一定のリズムが、 生命を駆逐し、 屈辱をためこみ、 切実さを謳いながら、 偽善的な演技で捕食される 身体を傍観する 他者から介した自らの苦痛を 延々と堪能するのが生きることだと 語るようなペシミストの嗚咽を超え、 軽減されない痛みを思うほどに、 痛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 えいじる所以がまじわり、初期衝動をたずさえ、延々と演繹を続け、つたない思いを正気に戻すための闘争を行う、まる

駆逐

なにものでもない、 この身体は、 原初のものにたちより、 あたかも正しいことのように 認識することの愚かさに従い、 虐げられる健気さを、 正義と呼び、 正義の尊い犠牲を 孕んだ懶惰な世界を、 世界として廃滅させるための、 正しさだけを用い、 すべてを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わずらわしい時に虐げられずに、連帯感に引き摺り回されずに、貧寒な歴史に傷つけられないように逃げ回る、まる