昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-05-11から1日間の記事一覧

天を突き抜く音

意識とは先々でからまり、寡占し続ける先に現れるあらがうためのエモーションが刹那に入り組み、空疎な所以にかかわり、加算されるほどに参画する人の群れや、何かに報うための闘争から、そこかしこで監視が進み、散漫な儀式を超過する故に肥大する空虚さを…

季節の裸体

何もかもが純粋な後を引きずり、 卑近なものを飛び越え、 つんざく夕景や、 しのぐ後と、 愚生と井蛙の時を超え、 短絡的な動機がひしめき、 混同していく意識に 照り返す物語を巡礼する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 炎症を起こした全体主義的な身体に、フラクタルに余る寂しげな夜に、約束を破り、真理を引き捨てるだけの怠惰な世に反する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今をノイズでそめあげ、ノスタルジアの焦土に咲く陰鬱であいまいに搾取されるだけの悪趣味な花が放つ悪臭や、隠逸していくほどに、ほとんどの意味の中で加算されるものに食い物にされるだけの些細な出来事を昇華できずに、出来合…

厳正

純朴そうな遭難者である事を目的に仕向けられるものに苦しむべきだ、と是認していくものが、前衛的なものを捉え、ここで応じるものなどが汲み取るものが、空白を埋め尽くすためだけに途絶えずに敷衍させる物語が、構想を打ち砕き、絶えず生み出されるものだ…