昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-05-24から1日間の記事一覧

君と意味

君をつつむ、裕福な毛布、呼吸すらもわすれて、わずらわしさから放たれ、はばたく姿は、自由すらも超越し、しずかになびくことばや、奇跡を待つだけの価値をすてさり、すたれた感情や、すてられた過去から離れ、自らを取り戻すために、自らの死をも超越する。

咎めるための祭り

孤独とは一貫した強度を保った 箱のようだね、と 迫害されていく彼女が 狂った経路を歩き、 偏執していくほどに 夜が明けて、 蔓延る悪意とは 充填されるための身体を求めて、 誰にでも憑依する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 揺動される先々で応答する真実などが権力に荷担し、自らの権威を放棄できずに、法に囲われた区域でのさばるありあまる罪と、クリーニングしようと国家的な偽装や虚像の膿の中で定められる意味につかまつる君の理想などに、遭難す…

犠牲的な伴侶

断続する形式が孕む国家的なずさんなプログラムから解放されるのだ、とアナーキーな闘争の青臭さや、悲劇的な次元にたむろする征服欲やらが、次々に支配しようと目論むような用途からの解放を願うべきなのに、次々に現れる欲に支配され、欲動し続ける先に現…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何をうやまうこともしないで背いて、しっぽはふらずにそっぽ向いて、しらけた毎日を崇めるだけのバビロンの恒常的な苦痛を謳うだけの犠牲的な井蛙な見解から、快感ばかりを謳うような宣伝の醜さに虐げられるよりも、ここで選民思…