昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-22から1日間の記事一覧

やつれていく距離

延々と敷衍する物語につつまれ、つたない感情を消費しながら、しなびた懐かしさが横行し、過信ばかりの日常は、誰かのしあわせを呪うことから、始めましょうと、語るコマーシャリズムは、自らの苦しみを消費し、誰かに噛みつき、やっかむことが、理へと近づ…

厭世観を破壊する声援

計画性もなくとびまわり、 形式的なものの終わりを見て、 夜露にもだえる 霧雨の彼方で、 有限なままにとらえるものが、 時間から抜け出そうと、 今をかみくだいて、 改善されないものなどないのだと、 哲学的に簡素な憂鬱を つきあげるために、 罪をかかえ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこから勇躍し、そこにはとどまらずに、とどめをさされた簡易な身体を破棄し、新たな意思で、意味を突き抜ける、まる

そそっかしいささやき

もくもくと雲が 幼児性を運び、 運び出される自由と、 邪魔するだけの論理を捨て、 そこにとどまらずに、 そっけなく過ごす。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 淡彩に消えゆく懈怠した面影が、おめかしして出かける先々で、健気に縫い付ける物語が、エモーションをたずさえ、度重なる思いが、互い違いになりながら、一致しないままに消えゆく、まる