昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-04から1日間の記事一覧

悩ましいほどの母性

未熟で小汚い子供のような私だと、アイロニーに身を寄せ、ほとばしる思いを、人柱にする連中の犠牲として、拝金主義の奴隷として、あらゆる意味を誇示し、偏った理想を打ち出し、理性を損なうよりも、往々と現れる瞬間や、そこかしこでそそっかしく現れるも…

阿保みたいな遊び

清純なもんなんか、 どこにもないし、 無い物ねだりなだけで、 あんたが求めるもんなんか、 すぐ邪魔なるし、 求めれば、 求めるほどに 不自由になるだけやし、 邪魔になるもんばっか。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 悲観的な雨に濡れ、誰の助けもないからと、自らを責めながら、他者へと怒りは移行し、自らを責めるよりも、当たりは強くなる限りに、怒りは収まらずに、他者に向けられる怒りは強靭になり、際限なく力とは増え続け、破壊の限りを…

風景の匂い

お気に入りの匂いを こすり合わせて、 満点の星の下では、 すべてが叶って、 奏でられる思いは、 操作されずに、 ずっと自由で、 ずれてく雰囲気や、 意気揚々として 逃げ惑う君の アンニュイな表情や、 君がまとう、 青春という 著しい苦悩を 複製するだけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そっぽ向いた後の青と赤がまざり、ぎらつく夏の空を形成し、せせらぎ謳うひぐらしの歌声が、北北東に消え、夜空を余罪で覆い、罪の意識なんかを与えるから、耳ふさぎ目つむり、静謐に没落する、まる