昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-08から1日間の記事一覧

夜に編み込まれる奇抜さ

横たわる死を尻目に、生命とは端的な活動を続けるんや、とうながす飼い犬たる自分を傍観する、犬であるという自分との差異なんかを測る私の従僕者たる可愛いだけの代物だ、と代用品である脳足りんな君がカタルシスをうながし、あたかも自分が正しいように仕…

むし歯の跡

きみにおくるための花は、 たべても、美味しいね、と カタルシスに至る夏は、 きみがいなくても、 きらめいて、 チクチクささる陽射しも なんか愛でるねん。

愛も終わり、その先を啜る。

春の色あせた汗の香りと、ロマンにしずみ、止まらぬ恋の行方は、軽薄な理論を身体にぬりたくり、生命を聡明なものに変えるのだよ、と語る宮沢賢治の修羅を歩き、幸福論などひきさいて、木霊する真理などは今に浪費されるだけだし、誰かの因子が書き換えてき…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 粛々と現前をたどり、退歩していく意識は、形式的な苦しみを引きずり、自らの苦しみを誰かに転化させ、罰するよろこびにより、自らを神かなんかと勘違いしながら、麻痺していく思いは、強制的に引き取る罪を、意識的な苦しみに合…