昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-10から1日間の記事一覧

演繹

淫靡な結末にそなわるメタファーに住まうウサギたちが運ぶ静謐なモチをたべながら、がらんどうな精神に嵌め込むべき愛などはなく、供給され、共有されるほどに、貪婪なものに変わるだけの愛は、欲望だけを加速し、思うことに枷を嵌め、世界性を狭め、センチ…

神々しい夏

となりで犬が いびきよーさん かきよるから、 ねるにも、 ねれませんよってに、 あつらえた夏なんかを、 よーさん頬張り、 無我夢中に夏を満喫しよる。

内面性を切り開く明晰な物語

香ばしいパンの匂い、裏切りを続ける面影や、日照りをかかえた真理なんかを、浮かばれない比喩で出迎える、デリカシーもない連中が着込む襤褸、約束も即座に消えかかるような、あつかましい夏が真偽を打ち出し、徒らに消費する影を踏んで、粉末みたいな日々…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 模造品がおどる、偶像の街、保たれるべきものすらないから、誰もがアンバランスで、よってたかって、ひとつを攻めよるから、疑心暗鬼になり、簡単にボタンひとつで裏切り処刑されるという、監視社会の極みでんな、あー怖、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ぐつぐつ煮えたぎる腹ん中、内も外もあれへんし、だれも届かんから、適当に踊り散らして、違う世界では、違う世界が形成されてる的な、別空間の話なんかは捨て去って、自らの思いを、延々と啜るんです、まる