昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-18から1日間の記事一覧

星の故郷

優しいやつをうばいやがって、世界とはなんて代物だと、しどろもどろな思いにかさなるドロドロした夕焼けや、不規則にうごめく、狡猾な雲を呆然とながめ、シリアスな空間に、明日は長いようでみじかく、自覚するほどに滑落し、フラクタルなようで、微妙に違…

夏休み

続けることだけが、 神をも超えて、 神にもなれるんでっせ、と コガネムシが死に際に 語りよったから、 ゆっくり休みや、 言うといた。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らの欠如を埋めるような静寂が健気にせまり、ポツポツと現れるシンドロームや、そこで慟哭する君を尻目に、憎しみを突き刺し、破壊するような西日や、憎しみを飛散させ、苦しむようにと願うような秩序を打ち砕き、自らの正しさ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 枢要なものすらもなくなり、そこに現れる力とは、なにかを押さえつけ、自らを踏ん反り返らすための、秩序を守るためだけの力が姑息に迫り、そこで悪態をつき、数多の事実を権力により変換するための価値すらもいらず、ただなにも…

明晰な折り込み

性別の終わりも近づき、原始的な苦悩から取り除かれた生命が、純粋な進路をわたり、同化するための一生から逃れ、短絡的な配下にくだるための人権などから放たれ、はびこる悪意を配備するための愛にみちみちたメロドラマに整序されるための心身を忘我に配置…