昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-19から1日間の記事一覧

無くした言葉ひろった

生きて考えることに、枯渇もしやん、と隣で眠る乳臭い君の抱擁も、やがては、取引されるだけかいな、と改ざんされるための柔肌に触れ、敷衍する景色に凍てつく思いに屠られ、負担やなんやて、つきまとう法とは、だれのためのもんなんや、と悶絶しては、投影…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 むしばまれる思春期と、蒸れるような夏の臭気が入り混じり、反響する儀式的な苦しみにしみいる可能性から肥大化する意識的なキャノン砲が撃ち込む砲弾と、不躾な記号が破壊され、誰もが操作されないような世界を出迎え、若いが故…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果たすべき義務すらなく、くたびれたままに、てきとうにゆらぎ、逃げ惑う先に、ゴールすらいらず、徒らに消費され、蓄積する所以から放たれ、自由であることすら、飛び越える、まる

コケティッシュな星の呼吸

優しいやつを うばいやがって、 世界とはなんて代物だと、 しどろもどろな思いに かさなるドロドロした夕焼けや、 不規則にうごめく、 狡猾な雲を呆然とながめ、 シリアスな空間に、 明日は長いようでみじかく、 自覚するほどに滑落し、 フラクタルなようで…

逃げ去るねんで

皮肉なもんでんな。 歌えば歌うほどに、 踊らされとるだけやし、 自由を求めたら、 求めるほどに、 自由とは負担なるねんから、 こりゃかなわんわ。