昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-08-03から1日間の記事一覧

惜別の森

彼らの愛も枯れ果て、彼女たちの愛も荒れ果て、歯がゆい結末を牛耳るための諦観や、散漫な意識にふりそそぐ冷たい別れや、手懐けられた過去に連動する意識的な正解から、軽薄な論理をたずさえ、散開し続ける先にふりつもる痛みや、慢性的な犠牲を孕んだ意識…

浮遊する比喩

いつか見た空と、 おんなじでんな、と 太陽さん蹴り上げ、 思春期的に 叫び上げよる瞬間的なもの。

きゃしゃな身体が軋む夜

有する真実もうとましいし、ましなもんなんか、ほとんどあれへんし、あらゆる価値を厭うための理想なんかが、暴力的な肥やしをまき散らし、なにかを育てた気になっとるし、塗り替えるためだけに、でたらめに黒く塗るさかいに、きれいなもんも上書き出来まん…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すりよるほどに、似たり寄ったりで、嘆かわしく入り混じる言葉は、互いを騙すことを続け、有利に運ぶために備えられた言葉は、言葉でもなんでもなくて、ただ、騙すためだけに現れたもの、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ふざけた間柄に咲くアイコンが云々と、陳腐なまやかしを伝えながら、長らくにせめぎ合う普通という苦痛から逃れる、まる