昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-08-07から1日間の記事一覧

快癒

へだてるもんすべてが邪魔でんな、とモンブランみたいな山がやましい輪廻を疎外するようなことばで、ちぐはぐな未来を想起しながら、まがい物の自由を謳う革命家やなんかが、やましい真理を道具にして、偶像崇拝を勧めるような愚鈍な余罪をかかえこんだ君の…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君のピンヒールが食い込むアスファルトの痛みを叫んだところで、なにも伝わらんし、襤褸な思い出をかぶさり、懐疑的な日常をフォーマットするほどに、偏執していく意識は、変身することを知らんと、何かを恨むほどに頓馬になりよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 粛清された街の造語を話す君の価値観を屠るための疑念が迫り、狭い価値がうながす価値観などは、ただ、安易な価値を葬るための情報を次から次にうながし、遅疑に変え、課せられた罪を着せ替えながら、次々に裁くような幼稚で容易…

つたないもの

がび臭い思い出に密集するものの 密度を測り続けるきみは、 だれかのしあわせとの 距離を埋められずに、 苦しむことだけが、 ここでのしあわせをみちびきだすの、と くるしむことを演じるほどに、 だんだんと増える苦しみに屈従し続ける。