昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-09-06から1日間の記事一覧

超克

季節に食い込む時間がふいに過ぎることを辞め、転化していくだけの日々に堕落しては、散漫な形式に汚され、迎合され、契合されるだけに破壊されるだけの現在に転移していく痛みを悲劇に変換するためのためらいがジューシーに敷衍し、疲弊していく意識は、革…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生きるとは、不確かなもんやし、重なるもんは、枷に変わるしで難儀やさかいに、冷笑するよりも、愚鈍であるよりも、抗いながら、不確かな日々を飛び越えるような軽快さでもって、跳躍しまんねん、まる

愛と間違いと過ち

タコ殴りにされ、帰る場所もなくて、眠剤やら、安定剤やら、パパやママすらも食い散らかす君が見つめる、ドラマチックな夜が垂れ流れるブラウン管から、あらがうだけの感情を、ダストボックスに捨てても、捨て切らんし、ステマな連中ばっかりが、金の亡者み…

カビ臭い恋

約束の時間に、 いつも君は来ない。 壊れた夕焼けと、 切れ端に描かれた 残り少ない時間と、 口約束に滅びた愛の跡。 結末とは、ただ古臭いだけで、 何の役にも立たない。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 誠実さを謳うだけの満たないなにかが、見せつける幻想にすぎないものどもの理屈に攻め入られ、制限を加えられ、空腹を癒やすためだけに、至らない自分を崇め、あいまいな示唆を繰り返すほどに、関するものとの間隙は生まれ、そこ…