昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-09-15から1日間の記事一覧

凄愴

何も喪失することがないところから世界とはあふれ、敷衍する意識が景色を捉えた途端に世界とは世界であることから抜けだし、あらゆる論理を切り裂いた後から、利己的なものは消え去り、些細な出来事を超過し、静謐にゆらぐ誠実さを謳うだけの傲岸不遜な否定…

十全とした逃避行

物事の終わりに織り込まれる終末の鐘、銀河にとろけるメロディーの中で吐露するエモーションも燃え尽き、問答する間にもだえる月日も、時間の面影でこみ上げる因果に規制され、抑圧される間にたむろする制限や、静謐によがる瞬間的なものからの自立や、十全…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 酩酊し続けるだけの堕落した思いにフラクタルである意識に補完されていく意味に関するほどに、もつれていく意識は、須要なものを見失い、自らの価値を見捨ててまで、誰かの価値を受け入れ、堕落し続ける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 続ける思いが健気にぶつかり、食い込む思いが砕け、森羅万象に溶け込み、拘泥することもなく、するりと抜け出る、まる

噛みしだく音

喉が黒い雲が吐き出す秋、 髑髏の星屑をなめて、 有限なひとときをあおるように浴び、 あいまいな時折に砕く骨。