昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-09から1日間の記事一覧

自惚れ

悪しき習慣がいざなう倦怠感や、還元されるための価値がせまり、制限を生み出すほどに、生命とは息苦しくなり、担う意味などは、阻むためのものでしかなく、そこで現れた途端に、自らを神としてそえるための添え物としてしか存在しないような正しさを盾にし…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いっつも互い違いのままやし、すぐさま逸脱するし、いつだって誰かの言葉に簡単に騙されるような、短絡的な道具であるからして、支配されるんが簡単やし、ただ約束を果たすための義務感に苛まれんねんから、疎ましおますね、まる

細断

離れ合うふたりも、星の子供であるし、反発し合いながら、隠している思いを宇宙にまき散らしながら、最愛なる日々の終わりにひしめくコードや、因果律に反し、衝動性に運ばれるままに、ここでの思いを確かなものに昇華させ、消費されるだけの思いは、陰鬱な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正しく在ろうとするが故に、正しさとは歪み、その歪みに気付きすらもせずに、正当化され続ける意思は、自らを矯正するように、他者にも矯正することを強制する、まる

かじる感触

銀色の雨が降って、 呪いが解けた。 気配はオオカミに食べられて、 爛れた明日は通勤ラッシュに運ばれて、 ボロボロの赤いヒールで、 ちぐはぐな明日を踏みつけながら、 汚いガムを踏んで、 憎しみを込めて、 空をにらみつける。