昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-13から1日間の記事一覧

時間の外へと旅立つ二人

十全なもんなんかいっこもあれへんし、断続するだけの世界とは、次々に収まり、時間なんか持たへんと、連なるだけ連なって、過去もおざなりになって、担うもんも、似合わんなって、なんか知らんけど、何かしらは、継続されることが決まってはって、時間の流…

反するということ

貪婪な神の予感、たずさえる夢の半分も過ぎたころに、幾重にもからまる所以の乾電池が切れて、点滅する破壊衝動が回転し、座礁していく子供達の船や、幽遠にうねる証拠や、窮乏し続けるほどに、システムとは潤うのだと、妥当な位置から吐き出される思念や、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 結末に食い込む思いを振り払い、弾ける瞬間に惰性にからまるおぼこい君の波形や、経過するほどに汚れてく物陰に腰掛け、アンニュイなパレードを傍観するたちまちに、所以とは衰退し、互いを思うほどに退廃する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ゆうゆうと瞬間を飛び越え、からっぽな頭で次々と主観を打ち倒し、概念もあらへんし、いらんもんやから、いびつなままに果たされる義務なんからクソやから、勝手気ままに遊ぶ、まる

軽率

誰もが誰かの行き方を なぞるから、 誰もが誰かにおりこまれ、 ひとつの正しさは 分岐せずに、 何かの武器に変えられ、 加勢するものは、 派生するものの権利を主張し、 そこで現れるものを磔にし、 次々に犠牲を生み出し、 自らの居心地の悪さを感じる。