昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-18から1日間の記事一覧

正解という汚穢

生活、それは優しい拷問であり、保とうとすればするほどに、つかめぬしあわせとの差異を埋めようとすればするほどに、自らの違和感に耐えかねずに、存在自体を放棄し、自らを全体主義の中で攪拌し、思考停止に至り、扇動されるままに、同じ言葉で、同じよう…

軋む神経

もうあついのか、さむいのかすら、わからんくなった自律神経で、ヘルダーリンをなでる。隔離された冷たいだけの、塔の壁に磔にされた詩篇や、集合意識を混濁させるために放たれるコウモリやイルカの超音波が氾濫し、はびこる意識とは、集まるほどに退屈なの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 残り少ないこの命も透けてもて、と用いられるものに関するよりも、もたつくだけの生命が唾棄するものなどに巻き込まれ、孤独に蝕まれ、自らをさいなむよりも、鋭く突き抜けることを教える、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 位置的なもんすらなくなりはって、頭ん中でうごめく真ん中でうずくまり、疼く身体に膜張って、行方もわからんなって、遠ざかる呼吸だけが、永遠性を巧みに表現しとる、まる

ルサンチマン

みすぼらしいままに 切り裂く幽遠、 急性的に発生するような 物事が打ち出す真実などは、 いびつなものを形成し 確かなものを謳うほどに、 何かを恨むための 多面性にうながされる 本質的な憎悪を狂騒にこぼす。