昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-23から1日間の記事一覧

睡魔

猫みたいに丸まって寝て、不自然にせかいを包括しとるんかいって、逸脱しはる瞬間はな、やさしい火傷をほどこしよるし、忘我に帰任する夜は、絶えず権威的に赤い紙をばら撒きよるし、暗澹とした世界に補填されるべき愛も、なにかを裏切ることだけが、世界を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 意識と心理は別離し、隔離する場面で万端に用意されたものを、感覚で愛しては、確かなものとは、途端に崩壊し、解放されることもなく、抑圧され続けては、偽物の自由を追いかける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 皿に盛られた嘔気、捨てられた花束、価値の家畜として、伝染病にくるしむ君の妬ましいデカダンスが迫り、偽物の価値をたくさん頬張り、いい気になっとる、まる

でたらめ

均等なもんなんかおまへんから、だいたいでよろしいねんて、たんたんと語る、その語り口に、完成されずに、消費的な輩が管理下に置かれ、虐げられてまんねんとか、暗澹とした理由に引き裂かれた、彼や彼女らの憂鬱を取り除くような、希望だけが必要であって…

尊ぶ

惰性でむすばれたふたりは、 ふがいない感情をたぐりよせ、 多義を用いる空間に 攻め入る空気感に せまるセンチメンタルな戦争や、 専横するものが饐えたかおりを放ち、 露骨な支配を提示するような 流行的なものに閉め出されるだけの 堕落した主体がうなが…