昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-11-04から1日間の記事一覧

ふたりのおわり

森は慟哭する。反響する言葉を裏返しにして使い、つたない所以に攪拌される時に高揚し、猶予を嗜みながら、かみしめる時間とは、永遠に近いようで、それは瞬時に終わりを告げ、つたない瞬間は、主観をそこないながら、闇に粛清され、連動する意識は、境目を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なつかしい思いにぬくもり感じても、次に来る虚しさの寒さに震え、孤独に打ちひしがれるだけだから、その先しか見ずに、傷ついた身体を引きずって、その過去を捨てるのだす、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 みじかい永遠を靴下んなかに隠しまして、手前に現れる未熟な今なんか、すぐさま捨ててもて、ずっときっと自由にすら振り回されんと、自らの意思で動きます、まる

猥雑

時間に押しつぶされた虫たち、隠語を放つ夜の市街戦をくぐりぬけ、アンチテーゼを語る淫蕩な復讐劇から、劇的なセレナーデがふりそそぎ、カタルシスが瀰漫させる腹心にせまる悪意のどん底から、硬質な論理をたずさえ、哲学的な焦燥感をかかえた黒猫と共に旅…

消費

肉を腐らしているにしか すぎない遊びは終わり、 魂を燃やし尽くし、 跡形もなくなるまで、 徒らに消費する精神。