昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-11-18から1日間の記事一覧

蓄積

髑髏みたいな雲に乗り、織り込まれていく思いは、自らに逡巡し、時間に置いてかれ、可憐な我が子を武器に、にぶい音や、戦乱に巻き込まれ、孤独に苛まれる動悸や、道理を切り刻み、跡形もなくなる我々は、私であることも忘れ、与えられた教養などが謳う善悪…

あらゆる夜の光

ザラザラした夜だ、宇宙もガタガタゆれて、真理も潰えた夜だ、頭ん中空っぽで、きらいなものしか現れずに、変化なんかを謳う、変哲な奴らの商売敵として、普遍的なドレスを着て、世界を侮蔑する君の差別的な侮蔑から、シンドロームに巻き込まれ、混濁した意…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 修繕もされずに、偽物の価値を押し付け、誰かの価値を、あたかも自分のもののように示すことで、成り立つようなすべてがうとましくからまる、まる

貞節

浄化をめざし 南下してきた鳥たちの 悔悟を集約させたような 澱んで空疎な夜を破壊し、 ずぼらなままにならんだ ランダムな世界を幼稚に 変換するだけのうわべだけの 今朝を切り裂くための音が なびいて、 ここにあらわれるものや、 ここでもたらされるもの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 理性を補完するための、空疎な箱として、悪意を溜め込む、気持ちの悪い笑顔を羽化させ、最たる意味を捕捉するための、罪の道具としての君よ、まる