昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-01-22から1日間の記事一覧

生後の悟性

真理もゆらぐような世界やから、難儀ですわって、世界と同化して、道化や、道具として、偶像や、偶然と生きるんわ、かなわんし、担々麺のスープみたいなマグマ、地球も怒っとるんか知らんけど、隈なくみたら、悲劇らしいもんが、悲劇みたいなフリしてるだけ…

空虚な椅子

上唇の味、モノクロな汗、猫の義眼をあつめて、ノスタルジーな船でゆらりゆらりと、のろまな亀に乗り、腕輪のサファイアがかがやく悠遠になびき、たじろぐ気持ちがコトコトと鳴り、ニセモノの君のいのちを拾い上げ、天体から放たれ、未熟な星の子宮でねむり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ドキドキする横顔、身体がバラバラになって、むすばれぬ思いが、チクチク痛いし、あらゆる日々は卑屈になって、また似合わん日々がうとましく続く、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あつい身体、儚い朝がぼやけて、命もなくなって、後から続くものが、すべてを持って行って、もたらされるものが押しつぶし、跡形もなくなる、まる

敏感な真理

いつかの過ちや、 まちがいすらも、 雲の中に消え、 ねたましいものや、 なやましい思いが 雨に変わり、 いつかは乾いて、 なにもなかったかのように。