昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-01-29から1日間の記事一覧

言葉の群れ

止血される夢、言葉の階段、やさしくゆれうごく香水の匂い、淡彩に消える姿、移るための記憶が、ためらいを生み、すべてを奪い去るまでの距離、神々しくむすばれる二人、やさしい風、原理的な雨にぬれ、希望すらも駆逐された後に咲くもののあわれみ、あてが…

女々しく加速する原理

ゴミみたいに生きて、 ゴミみたいな奴らに、 たくさん餌をあげて、 普遍性があつらえた、 世界的な正解が 排泄するもんを 掃除しながら、 すりこまれたもんなんかで、 平服しとるから、 いつまでたっても、 ネガティブな豚みたいに、 ブーブー文句ばっかり …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ふれあう指が怒鳴りあい、隣り合わせの二人もバイバイいうて、ほれたはれたもおまへんから、勝手気ままに飛び回ります、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生まれた日すら忘れて、ただひたすらに羽ばたいて、暴かれる先にひれふすだけの輩や、その場でつぶされるだけの君を助ける、まる

感覚的な愛

正体を持たぬ存在。せいぜい、その半径だけで記される愛は、誰にも確かさを知らせずに、存在に枷を嵌めるためだけの、契約として、あるいは、独占するための、手錠を嵌め、何か、愛していることが、手品なようであると、愛を知らぬ二人は、空間的な割合が、…