昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-07から1日間の記事一覧

断罪の汗

世界を遊び場に変えるために生まれた冬の孤独、名前を駐車場に止めて、雪を注射して、比喩の子供として、産毛を羽に変えて、夕焼けにしみる言葉が氾濫して、ダムが解放されたみたいに泣き続ける彼女のコートが、しもやけになる前に、ナルシズムの静寂にとろ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 須要なものもあらへんから、必要なもんも、滅多にあらへんから、てきとうに歩いて、ぶつかるもんを、そのままにして、受け取るままに愛する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いつも、わたしたちは、ちんぷんかんぷんですし、できても、できへんでも、怒られてばっかやし、こりゃかなわん、まる

反抗

アンドロメダの涙、ローファーのかかとを踏んでる、うさぎみたいな女の子、混同する意識は、なにかと同化することなく、自らの狂気に逆撫でされ、逆上するまでの数分間を膿に変え、課せられた罪を数える君は、不安とは、カチカチと鳴るのと、食い込む時間か…

多角的な夜空に告げる

おまえは若くして死んだ。 まだ咲くことも知らずに、 咲き続けることに、 どれだけの勇気が 必要かも知らずに、 若くして多角的な夜空に 余罪を隠し、 ふりつもる昨夜に、 たくした一律な 奇跡をふりかざし、 たよりなく散った。