昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-10から1日間の記事一覧

色褪せる

膀胱炎の痛みがシクシクと述懐する、虐げられた夜。健気なロジックは、散漫な路地でころがり、退嬰的なガールフレンドたちが敷衍させる記憶は、性的なものを除外するが故に、性的なものを孕むというカラクリから逃れられずに、かなしい連帯感などをコピペし…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君は最後の女だったのかと、気づいたところで、問題とは絶えず、すり替わり、どこにもとどまらない考えは、関係性も結ばずに、意識は逃げ惑う、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はなしかける君の華々しい心地、簡単に超越し、度重なる思いをだんだんとのぼり、たちまちにあふれる思いが敷衍する、まる

萎んだ夜

君の羽音が、ゆたかな音色をふくませ、眠りへと近づく意識は退嬰的な襞を進み、モノクロームにふくらむ夜が身を寄せ合い、寛容に住まう虫たちのリズムが、心地よく、平らな悲劇や、アノミーなどが騒ぎ立てる正常や異常を測るための戦争や、君の美しさに補完…

窮屈な表現

ねたましい休日を超えて、 汎用性ばかりを たずさえた形式的な 温もりにゆられ、 吐き気をかかえ、 迎撃される思い出に ふかまる苦痛のアナグラムや、 解放を謳うほどに 補填される憎しみや、 肉片をよせあつめ、 食べることを快楽としている 残酷な奴らのカ…