昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-14から1日間の記事一覧

切望

奪ってばっかりで、うんざりするんだと、君が投げかけるたよりない抵抗や、しずかに語りかける瞬間に純化されるべき思いも圧壊し、間接的にむすばれるしかめっ面の思いや、軽減されない痛みが迫り、エモーションにちりばめられたメタファーが脳内で加速し、…

かぐわしい午後

もぎたての清純、星座の後にはめ込む音と、数多の雨にゆらぐ清貧な夜、窮屈な二人の愛や、関係にもちいられる連帯感や、刹那にぬいつけられる言葉の影や、挫折感に根ざされたことごとくが、神経を奪いながら、長らくにせまる論理的なものの消失から、伸縮し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしの主体性と君の主体性に織り込まれていく未来が、延々とつらなり、永遠すらもつきやぶり、確かな愛に変化するまで、まる

足音

ながくながく 噛みしだく音、 ながれるままに あそぶきみの夕暮れ、 偶像が敷衍し、 女神たちは、 あいまいに増える 今を消し去るために、 物事を不幸にする。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君を囃し立てる苦しみの盾になり、担う意味も似合わぬままに、担うものすら意味をなさず、そこに現れるものにひたすらあらがう、まる