昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-02-16から1日間の記事一覧

原始的な君

病んだ街で悩ましい君の悔悟をため込んだ異性愛の終わりから、天体を加速させるほどの恋の嘔吐や、約束を踏み躙る過去の固形物などが、いっせいにふりそそぐ互換性の春の汚穢に入り交じる言葉の数々にかじかんでいた冬を懐かしく思うコード化された機械的な…

惨憺たる愛

この街なんて、どうせ死んでるんだと君は、寒空の下で、機械的なペシミズムに酔いしれ、夜にオーガズムを迎え、典礼な時に折り紙でできた雪が降り、林檎から木が生えて、きな臭い世を粉砕し、瞬く間の命を高めては、短絡的な同化を謳うだけの道化どもを打ち…

すこし、わたしのはなしをしよう。

マテリアルを時間に挟んで、饅頭にして食うのが乙やねって、猫やこどもや、こさえた毒や、脂身などが降る因果。

伝わって続く

まどろむ現実にもどろう、 実感すらなくとも、 弔う先に、 また明日がやってきて、 離れ離れになったとしても、 それはそれで美しくて、 そこで過去になっても、 跡形もなく、 無くなってしまっても、 終わりはなく、 ただ始まるばかりの、 美しさが続く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

ビートの合間に挟まるカルマ、安全性を破棄したアノミーによって、大合唱させられる荒んだ全体主義の夜。